2023年07月27日
スタイリッシュな身のこなしでお客様を目的地までお連れする「役員運転手」。
そんな仕事に興味があるものの、お客さまからクビを言い渡されたり、気に入っていただけなかったりすることもあるの?と疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
今回は、役員運転手がクビになるのはどのような理由からか?またクビを回避するための心構えについてご紹介します。
役員運転手の仕事について検討されていらっしゃる方は、ぜひ参考にしてください。
1. 役員運転手の仕事内容と大変なところ
役員運転手の仕事内容は、決められた時間に役員をお迎えに行き目的地まで送り届けることです。
ただ運転すればよいわけではなく、安全運転はもちろん、時間に間に合うような運行計画や失礼のないようなビジネスマナーなどに注意する必要があります。
いつも決まった役員を乗せるため、不特定のお客様を乗せるタクシードライバーやハイヤーなどとは仕事内容が大きく異なります。
役員運転手の仕事が大変だと思われる理由は、下記のとおりです。
・休日が取りづらい
・役員のスケジュールに合わせて仕事をするので、柔軟に働くことが難しい
・守秘義務が厳しい
・他の職種よりもビジネスマナーに気を使う必要がある
・高い時間管理能力が求められる
・身だしなみに気を使う必要がある
上記のように仕事が大変なときは、自身のスキルを高めることや勤務時間を調節できるか相談することで解決できるかもしれません。
役員運転手は他のタクシードライバーやハイヤーなどとは違い、役員の送迎をすることが主な仕事で、時間管理やビジネスマナーなど大変なこともありますが、自身の行動次第で解決できます。
2. 役員運転手をクビになる3つの主な理由
役員運転手をクビになる理由を大きく分けて3つご紹介します。
・勤務態度に問題がある
・職務規程に違反がある
・法律や契約などの違反がある
役員運転手は理由によってはクビになることもあるため、具体的な理由について確認しておきましょう。
2-1. 勤務態度に問題がある
遅刻や無断欠席などが多く勤務態度に問題がある場合は、クビになる可能性があります。
役員運転手は役員を目的地まで時間内に送り届ける必要があるため、時間を守れないのは致命的な欠点です。
遅刻や無断欠勤などの勤務態度に問題があり、指導や注意を行っても改善されない場合はクビになる可能性があるので気をつけましょう。
2-2. 職務規程違反を繰り返したため
守秘義務が守れないことで会社に不利益をもたらすような職務規程違反を繰り返し行う場合もクビになる可能性があります。
役員運転手は車内で会社の機密情報を聞くことがありますが、情報漏洩の対策として、機密情報を第三者に漏らさないように守秘義務の徹底をしています。
しかし、守秘義務を怠り会社に不利益をもたらした場合は、処分が下されることがあるかもしれません。
さらに最悪の場合はクビになる可能性があるため注意する必要があります。
就業規則の中でクビになる条件は、健康状態や勤務成績などがあり、それらに該当する場合はクビになる可能性があります。
2-3. 法律違反・契約違反を繰り返したため
事故や交通違反などの交通ルールを守れないような法律違反を頻繁に繰り返す場合はクビになる可能性があります。
さらに、経歴詐称や勤務時間を守らないなどの契約違反の場合もクビになる可能性があるため注意しましょう。
3. 役員運転手の仕事をクビにならないために必要なこと
役員運転手の仕事をクビにならないために必要なことは、上記で説明した3つの内容を守ることは必須条件です。
具体的な方法については下記のとおりです。
・ビジネスマナーや労働規則を遵守する
・守秘義務を遵守する
・交通ルールを遵守する
3-1. ビジネスマナーや労働規則を遵守する
ビジネスマナーや労働規則を遵守しないと、勤務態度に問題があるとみなされクビになることがあるので注意しましょう。
役員はもちろん、外部の方とも関わる機会があるため、基本的なビジネスマナーを身につける必要があります。
さらに、労働規則をしっかり把握し、自分に合った労働環境で仕事ができる会社で働く必要があります。
一般的なビジネスマナーとして、基本的に敬語を意識した会話をし、服装に関しても、スーツにシワやシミがなく清潔感のある状態にしておくことが大切です。
労働環境が悪い場合、休日出勤や残業が多く休息が取れないことが原因で仕事のパフォーマンスが発揮できないかもしれません。
その結果、事故や重大なミスにつながり、クビになることもあります。
基本的なビジネスマナーを身につけ、事前に労働環境を把握し、労働規則を遵守できる会社であるか見極めましょう。
3-2. 守秘義務を遵守する
機密情報を第三者に漏洩しないように、守秘義務を遵守する必要があります。
守秘義務を遵守できないことで、機密情報が社外に漏れ、会社に不利益をもたらすかもしれません。
このような場合はクビになる正当な理由となることがあります。
役員運転手は守秘義務を遵守する必要があり、たとえ家族であっても情報を漏洩してはいけません。
しかし、何度注意されても、守秘義務の遵守ができない際は、会社に不利益をもたらす可能性があるため、場合によってはクビになることもあります。
機密情報を見聞きした際も、第三者に情報漏洩しないように、守秘義務を遵守する必要があります。
3-3. 交通ルールを遵守する
事故や交通違反を起こさないためにも、交通ルールを遵守する必要があります。
交通ルールを遵守できないと、最悪の場合、事故を起こすかもしれません。
運転手の過失により起きた事故の場合は、事故の程度によってはクビになることもあります。
基本的に役員運転手の仕事は安全に心地よく役員を送迎することです。
安全運転する運転技術を身につけることで、役員を心地よく送迎できるため、役員とも良好な信頼関係を築くことができます。
4. 役員運転手を簡単にはクビにできない?
役員運転手は「仕事ができない」といった理由ではクビになることはありません。
役員運転手がクビになるケースは、上記で解説した理由に該当するような正当な理由が必要です。
クビにならないために必要なことは、ビジネスマナーや守秘義務などを遵守することです。
役員運転手をするうえでの必要なスキルがたくさんあるため、大変な事ではありますが、意識してスキルを身につける必要があります。
プロ意識をもって仕事に向き合うべきです。
5. まとめ
役員運転手は仕事内容が大変できついこともありますが、人のお役に立てるとてもやりがいのある仕事です。
一番のやりがいは、普段はほとんど接する機会がない役員さんと、毎日顔を合わせることで、名前を憶えてもらいやすいことです。
他にも、レベルの高いビジネスマナーを身につけることができます。
さらに、普段はできない高級車を運転できることや安定した収入が得られることなども、役員運転手のやりがいといえるでしょう。
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