2024年09月24日
結論からいえば、転職面接をぶっつけ本番で受けるのはNGです。
十分な準備がないと、採用選考においては不利に働くリスクが大きいためです。
しかし、実際にはぶっつけ本番で面接を受けようとする方は少なくありません。
「準備の時間が足りない」
「何を準備すればよいか分からない」
「準備をしてもしなくても、結果は変わらない」
上記のように悩んだり考えたりしている方に向けて、本記事では、なぜ転職面接をぶっつけ本番で受けるのがNGなのか、どのように対策をすべきなのかという点を解説します。
採用の確率を高めるために、ぜひ参考にしてください。
1. 転職面接をぶっつけ本番で受けるのはなぜダメなのか?
転職の面接をぶっつけで受けるのが望ましくないのは、主に3つの理由があります。
理由を理解しないまま、ぶっつけでの面接を繰り返すと、面接自体が不利になるほかに、時間を無駄にしてしまうという中・長期的なデメリットも考えられるため、あらかじめ面接対策をしておきましょう。
1-1. 理由①志望度が低いと思われる
ぶっつけ本番で転職面接を受けると、志望度が低いと判断されてしまう恐れがあります。
面接準備ができていないと、終始ありきたりな回答をしてしまうことになり、面接官にぶっつけ本番で面接に挑んでいることがバレます。
仮に熱意を伝えたとしても、「熱意があるのに、するべき準備をしないのは仕事との向き合い方に問題がある」と判断され、挽回するのが難しくなるでしょう。
入社意欲を伝えるためには、事前準備を怠らないようにすることが重要です。
1-2. 理由②スキルや魅力をアピールできない場合がある
転職面接にぶっつけ本番で臨むと、スキルや魅力をアピールできない場合があります。
面接では、企業側が求めるスキルや人物像に合わせて、自分の持つスキルや魅力をアピールすることが重要です。
準備不足だと、自分自身の特徴や強みのどの部分をアピールすべきかの判断を、面接時だけで判断しなくてはなりません。
採用されるだけの実績やスキルがあっても、アピール不足によって不採用になることは多々あります。
同じ業界や職種でも求められる要素は企業ごとに異なるため、応募する企業の下調べをしてしっかり対策しましょう。
1-3. 理由③時間が無駄になる
ぶっつけ本番で転職面接を受け続けて不採用が続くと、面接を受けた時間を無駄にする恐れがあります。
採用されない状況が続くと、気持ちが落ち込むだけでなく「何社受けても採用を勝ち取れない」といった焦りにもつながるでしょう。
負のスパイラルに陥る前に転職を成功させるためにも、転職面接の準備は重要です。
2. 転職面接でぶっつけ本番だとみなされないために必要な4つのステップ
転職活動にて「ぶっつけ本番を避けたい」と思っていても、やるべき準備を理解できていないと結局は準備不足であるとみなされかねません。
この章では、転職面接で行うべき準備を4つのステップに分けて解説します。
準備を進めている方は、ぜひ対策に漏れがないかの参考にしてください。
2-1. ステップ1:企業研究
面接では志望動機を聞かれるため、企業研究をして具体的に志望動機を伝えられるようにしましょう。
求人票や企業のホームページから、企業理念や事業内容、業績、求める人物像などを情報収集することが大切です。
面接を受ける企業のことを知らずに面接に臨むのは、企業への熱意がないと見なされ、面接官からの印象が悪くなり採用される可能性が低くなります。
企業理念のこういった部分に共感した、この事業に携わりたくて資格を取得したなど具体的な志望動機を伝えられると、面接官に熱意が伝わりやすくなります。
企業への熱意を伝え、採用される確率を上げるために、企業研究は入念に行っておきましょう。
2-2. ステップ2:応募書類(履歴書・職務経歴書)の仕上げ
面接では、履歴書や職務経歴書などの応募書類が必要となるため、面接前に仕上げておきましょう。
応募書類はただ作成するのではなく、応募する企業の特徴や求める人材に合わせて仕上げることが重要です。
自己紹介や自己PR、志望動機などを使い回すと、企業に貢献できる人物であることを伝えられません。
むしろ、テンプレート感が増して印象が悪くなる恐れがあります。
企業はどのような人物を求めているのか、企業に活かせる強みや資格はなにか洗い出し、応募書類をまとめていきましょう。
2-3. ステップ3:面接対策・シミュレーション
転職面接を受ける前は、必ず面接対策やシミュレーションをしましょう。
面接対策としては、予想される質問と応募企業に対する質問を考えておくことが大切です。
さまざまな回答をイメージして、どのように返答すべきかを検討することで、想定外の質問にもスムーズに回答できます。
企業への質問については、意欲の強さのアピールにつながるため、求人票やホームページに掲載されている内容を避け、具体的かつ入社後の働き方などに関連する内容を考えると効果的です。
また、面接対策は、どんなに準備をしてもその場で実践できなければ意味がありません。
面接本番を想定して、話し方・姿勢・マナーにも意識しながらシミュレーションを繰り返しましょう。
面接練習には、以下3つの方法があります。
・友人や家族に協力してもらい、模擬面接を実施する
・鏡の前で練習する
・スマートフォンで録画する
1回だけでは身に付かないため、何度も練習して自信をもって面接に臨めるようにしましょう。
関連記事:面接で好印象を与える方法は?身につけるべきマナーも解説!
2-4. ステップ4:最終チェック
面接前の最終チェックでは、以下を欠かさず行いましょう。
・持ち物チェック(履歴書・職務経歴書・その他提出書類・面接会場までに必要な交通費など)
・服装・身だしなみチェック(ビジネスパーソンとしてふさわしい服装・清潔感のある髪型・メイクなど)
・当日のルートチェック(公共交通機関のルート・所要時間・最寄り駅や駐車場からの道順など)
面接開始時間の5~10分前に忘れ物なく到着できるように、何時に家を出発するか、何時の電車に乗るかなど逆算して計画を立てましょう。
不安な方は、事前に面接会場まで訪れてみるのも1つの方法です。
関連記事:転職面接に適した服装は?好印象を与える服装の選び方を解説!
3. まとめ
転職の面接にぶっつけ本番で臨むのは、伝えたいことを簡潔に話せなかったり、熱意が伝わらなかったりするため避けましょう。
面接では、企業研究や質問の回答準備、面接練習など事前準備が重要です。
準備をしっかりしていれば、焦る場面が少なくなり自然体に近い状態で面接に臨めます。
役員運転手を目指している場合は、マナーや身だしなみ、時間厳守は特に気を付けるべきポイントです。
役員運転手の派遣会社「セントラルサービス株式会社」の面接を受ける際は、ぶっつけ本番ではなく事前準備を入念に行いましょう。
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