2024年08月23日
職務経歴書の自己PRは、採用担当者に自分をアピールできるため重要です。
しかし、未経験の職種に応募する場合は、何を記載すればよいのか迷うことも多いでしょう。
たとえば、ドライバーとして未経験から応募する場合は、どのような点がアピールになるのでしょうか。
本記事では、ドライバー未経験者が職務経歴書の自己PRを書くときのポイントや自己PRで活かせるスキルなどについて解説します。
自己PRの例文もご紹介しているため、職務経歴書の自己PRに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
1. 【ドライバー未経験】職務経歴書の自己PRを書く5つのポイント
職務経歴書の自己PRは、企業に自分をアピールする重要な要素です。
ドライバー未経験でもアピールできることはあるため、5つのポイントを意識して職務経歴書の自己PRを書いてみましょう。
1-1. ①前職の経験が活かせることをアピールする
未経験でドライバーへ転職を希望している場合は、ドライバー職に活かせる前職の経験を自己PR欄に記載しましょう。
具体的には、営業職として活動していた方の場合は、以下の点ドライバー職のアピールポイントになる可能性があります。
・時間通りにお客様の事務所に到着するように時間管理を徹底した
・複数のルートを覚えて状況に応じて効率のよいルートを使い分けた
・顧客に好印象を与えるため、挨拶やマナーを徹底した
このように異なる職種でもアピールにつなげられる要素は珍しくないため、過去の仕事の取り組み方を思い起こして見ましょう。
1-2. ②応募企業の求める人物像に合わせた内容にする
ドライバー未経験の場合、求人情報や企業サイトから企業の求める人物像を把握し、
自分は人物像に合っている点を自己PR欄に記載するとよいでしょう。
あるいは、自分自身のパーソナリティにマッチした求人に積極的に応募するのも効果的です。
たとえば、積極的な姿勢を重視している企業もあれば落ち着いた品のあるマナーを重視している企業もあります。
企業がどのような人物を求めているのかについては、求人票や企業のホームページなどに掲載されていることが多いため、
事前にしっかりチェックしておきましょう。
1-3. ③成長意欲があることをアピールする
ドライバー未経験で職務経歴書の自己PRを書く際、成長意欲をアピールするのも重要なポイントです。
新卒であれば研修体制が整っている場合が多いですが、中途採用の場合研修が充実していない場合があります。
そのため「企業に教えてもらう」と受け身スタンスだと、ネガティブな印象を与えかねません。
自分のキャリアを考えかつ企業に貢献できるようになるためにはどうすればいいのか、自分で考えそれに向かって成長していく姿勢で臨むことが大切です。
1-4. ④熱意を伝える
ドライバー職の経験がない場合、職務経歴書の自己PRでドライバー職や応募する企業への熱意を伝えられるとよいでしょう。
熱意があることで、採用担当者に「熱意があるから続けてもらえそう」「成長して活躍してくれそう」というイメージを与えられます。
ただし、運転が好きだから、小さいころからドライバーに憧れていたからなど抽象的な動機では不十分です。
なぜ好きなのか、なぜ自社を選んだのか、今後のビジョンなど具体的に書くのが重要です。
熱意に加えて、企業が採用するメリットを感じられるような内容にすると採用に一歩近づくでしょう。
1-5. ⑤結論から伝え長文にならないようにする
職務経歴書の自己PRは、結論から伝え長文にならないようにしましょう。
何人もの職務経歴書を見ている採用担当者へ自分の魅力や強みを理解してもらうためには、わかりやすい文章にする必要があります。
自己PRの分量は300文字程度に抑えて、しっかりと記憶に残る内容に厳選するとよいでしょう。
2. ドライバー未経験でも職務経歴書の自己PRでアピールできるスキルや強みは?
ドライバー経験はあるに越したことはありませんが、未経験でもスキルや強みで未経験をカバーできる場合もあります。
ドライバー未経験でも職務経歴書の自己PRでアピールできるスキルや強みを、いくつかご紹介します。
・コミュニケーション能力
・時間管理能力
・ビジネスマナー
・細かな気配り
・無事故無違反
・道路や地理の知識が豊富
上記以外にも、企業の求人票やHPなどで求めているスキルを自身が持っていたらその点をアピールしていきましょう。
プロドライバーに必要なスキルについては、以下の記事で解説しています。
関連記事:プロドライバーの定義とは?仕事内容や必要なスキルについて解説
3. 【例文】ドライバー未経験者の職務経歴書の自己PR
ドライバー未経験者の職務経歴書の自己PRの具体例を2つご紹介します。
あくまでも「例」なので、このまま使用するのは絶対に避けるべきですが、記載すべき内容の参考にしてください。
3-1. 運転技術の高さをアピールする場合
ドライバーの主要業務である運転技術に関するスキルの高さを表す自己PRの例文をご紹介します。
「私の強みは、状況を判断し臨機応変に運転ができる点です。
私は前職で営業をしており、毎日複数のお客様の所へ車で移動していました。
約束した時間にお客様のもとに到着するためにルートを複数把握し、渋滞情報やその日のタイムスケジュールによってルート変更をしていました。
そのおかげで、営業職をしていた5年間は時間に遅れることがなく、常に時間を守ることでお客様から評価いただけました。
臨機応変に安全に運転ができる点は、ドライバーとして活かしていけると考えます。」
3-2. ビジネスマナーが身についている点をアピールする場合
ビジネスマナーが身についている点をアピールする自己PR例は、以下のとおりです。
「私の強みは、ビジネスマナーが身についている点です。
私は前職で、ホテルの受付スタッフをしていました。
ホテルの受付はお客様が最初に訪れる場所で、ホテルの第一印象を与えます。
ホテルに対して悪い印象を与えないよう、ビジネスマナーを身につけました。
時には著名な方や役職のある方の対応をしたこともあります。
ドライバーとしてお客様を接する際に、ホテルで培ったビジネスマナーは活かせると考えます。」
ドライバーは運転するだけでなく、お客様とコミュニケーションをとる機会もあります。
特に役員運転手やタクシー運転手の場合、役職のある方や著名な方と接する機会もあるため、ビジネスマナーが身についている点は強みとなります。
4. まとめ
未経験でドライバーに転職したい場合、職務経歴書の自己PRにはドライバーに活かせる前職で培った経験や企業の求める人物像にマッチしている点などをアピールしましょう。
ドライバー未経験でも、ドライバーに活かせる強みやスキルがあったり、熱意が強かったりすると採用してもらえる可能性があります。
未経験だからとあきらめず、熱量をもってアピールしていきましょう。
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