2022年02月25日
最近では役員運転手を自社で求人せず、派遣会社に依頼する企業が増えています。
その理由は、費用対効果が高いためです。
雇用した人材にスキルがなく、取引先やお客様のもとで恥ずかしい思いをするのは避けたいもの。
その点派遣の役員運転手は、費用を抑えて高度なスキルを持ったドライバーからサービスを受けられる点が、最大のメリットです。
今回は派遣の役員運転手に関する以下のことをご紹介します。
・メリット/デメリット
・費用相場
・よい派遣会社の見分け方
・おすすめの派遣会社
派遣の役員運転手を検討している方は、最後までご一読ください。
1. 役員運転手は求人を出すより派遣が人気
役員運転手とは、会社の役員や芸能人などのVIPを目的地まで送迎するドライバーのことです。
最近では求人を出して自社雇用せずに、役員運転手専門の派遣会社に依頼する企業が増えています。
その理由は、費用対効果が高いためです。
役員運転手は誰でも簡単になれるわけではありません。
お客様は、普段接することのないようなVIPばかり。
それだけに、ハイレベルなスキルを数多く身につけている必要があります。
<役員運転手に必要なスキル>
・運転技術
・守秘義務の徹底
・ビジネスマナー
・コミュニケーション能力
・細やかな心遣い
会社によって内容は異なるものの、派遣会社ではさまざまな研修を行っています。
そのためわざわざ求人を出して自社雇用するよりも、派遣会社に依頼した方がよい人材に出会える可能性が高いのです。
1-1. 役員運転手を派遣会社に依頼する際の費用相場
費用対効果が高いといっても、自社雇用と比較してどの程度違うのでしょう。
一般的に役員運転手を自社雇用した場合、年収は250万~600万円程度といわれています。
金額に差があるのは、企業の違いやドライバーのスキル・経験値などが関係しています。
ほかにも休日や夜間にも積極的に仕事をされる役員を担当し、残業代や休日出勤が高額になっているケースも。
自社雇用では、ここに採用費・教育費・社会保険・退職金積み立て・福利厚生費・管理費など、さまざまな費用が追加されます。
人材を一人雇用するためには給与の1.5~2倍ほどの費用がかかると言われています。
つまり年収が300万円だったとしても、さまざまな費用を加えると450万~600万円の人件費がかかる計算です。
では派遣の場合はどうでしょうか?
1-1-1. 派遣の役員運転手を雇用する費用
役員運転手を派遣会社に依頼した場合、1日や数日間だけの「スポット契約」と、常時勤務する「月極契約」2種類の契約方法があります。
「月極契約」の場合、1ヵ月あたり40万~80万円程度の費用がかかります。
時間外労働があった場合や一部走行距離など追加で費用がかかるものの、基本的にはこれ以外に支払うことはありません。
人件費だけでなく、スキルの有無や教育に必要な人員にかかる費用など、総合的にどちらの方がお得なのかぜひ比べてみてください。
休日の接待ゴルフや出張時に駅や空港への送迎などの際に便利な「スポット契約」では、1日(8~9時間)あたり、2.5万~5.5万円程度かかります。
中には半日程度の短時間だけの依頼も受けてくれる会社もあります。
普段は必要ないけれど、たまにいてくれると助かるといった企業の方は、スポット契約を考えてみましょう。
2. 役員運転手を派遣会社に依頼するメリット・デメリット
派遣の役員運転手は、さまざまなメリットがあります。
デメリットとあわせて確認してみましょう。
メリット | デメリット |
・コスパがよい
・スキルが身についている ・教育の必要がない ・外国語や経験豊富な人材など希望に合わせて依頼できる ・急な欠勤もほかのドライバーを派遣してくれる ・短期間だけの依頼ができる |
・場合によっては高くつくことがある
・派遣会社のほとんどが都市部にしかない
|
自社雇用で困るのは、ドライバー教育のできる人材が少ないことと、急な欠勤で代わりがいないこと。
これらの問題は、派遣なら解決できます。
ただし「時間外がある」「スポットで月に何度も依頼している」とかえって高くつくことも。
ひと月にどの程度ドライバーが必要なのか考えたうえで依頼しましょう。
3. よい役員運転手専門の派遣会社を見極める方法
とはいえ、すべての派遣会社の役員運転手がよいとは限りません。
よい人材を確保するためには、よい派遣会社に依頼する必要があります。
ここからは派遣会社の見極め方をご紹介します。
3-1. 研修内容を確認
まずは各派遣会社の研修内容を確認してみましょう。
運転技術に関する研修は、多くの会社で行っていますが、挨拶の仕方や身だしなみ・気配りの仕方など役員運転手が身につけているべき内容をしっかり研修に盛り込んでいるかが重要です。
研修内容は、サイト内で紹介している派遣会社もあります。
問い合わせて確認してもよいでしょう。
3-2. 費用を比較
派遣の役員運転手にかかる費用は、ご紹介したように40万~80万と大きな開きがあります。
あまりにも高額な派遣会社の場合、自社雇用した方が安いこともあるでしょう。
またサイト内で費用を公開していない派遣会社もあります。
高額なために公開していない可能性もあるため、注意が必要です。
数社から見積もりを取って比較することをおすすめします。
3-3. 問い合わせた際の対応に注目
よい会社は、電話対応する事務スタッフの教育も行き届いているものです。
・メールで問い合わせた際に、フィードバックが遅い
・電話口の態度が横柄だった
このような場合、ドライバーの質にも不安があります。
会社同士長く付き合っていくうえで関わるのは、ドライバーだけではありません。
気持ちよく付き合っていける会社を選びましょう。
3-4. スポット契約でドライバーの質をチェック
スポットで依頼ができる派遣会社であれば、試しに一度依頼してみるのもおすすめです。
ドライバーの質を判断するよい材料になります。
ただしスポット契約をしていない会社や、年間契約のみの会社もあります。
事前に確認してみましょう。
4. 【東京】おすすめの役員運転手専門の派遣会社
企業数の多い都市部ほど、役員運転手の需要は高まります。
とくに東京は、役員運転手専門の派遣会社が非常に多く、どの会社がよいのか判断に迷うでしょう。
数多くある派遣会社の中でおすすめは、多くのドライバーが所属する「セントラルサービス株式会社」です。
「セントラルサービス」の最大の魅力は、研修内容。
運転技術だけでなく、ビジネスマナー・ルート検索の方法・気遣いの方法など、多岐にわたります。
「セントラルサービス」で研修を受けたドライバーは質が高いことに定評があり、一般の企業から「自社の役員運転手に研修してほしい」と依頼をいただくほどです。
役員運転手のスポット契約も扱っているため、ドライバーの質の高さを一度経験してみてもよいでしょう。
5. まとめ
役員運転手は会社の役員や芸能人・著名人のようなVIPをお客様とする仕事です。
企業や社会的に影響力のある方を送迎するため、技術があり信頼できるドライバーを雇用したいもの。
そこで注目されているのが、派遣の役員運転手です。
役員運転手は、運転技術があるだけでは務まりません。
ビジネスマナーやコミュニケーション能力など、さまざまなスキルを必要とします。
その点、研修の行き届いた派遣会社のドライバーは、運転技術があり多くのスキルを身につけています。
常に安心して移動でき、どこへ行っても恥ずかしくない。
そのようなドライバーをお探しの方は、ぜひ検討してみてください。
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